藍學舎さんでの特集展示が終わりました!!
ご来場ありがとうございました〜。
宮城での夏らしい作品たちを紹介でき良かったです。
数は減りますが、常設でも少し取り扱っております。
明日から、藍學舎さんでは、
- なごみの刻 -
雪ノ浦裕一と佐藤勲 二人展
2016.7/16(土)〜24(日)会期中無休
ぜひとも一緒にご覧ください。
そして、明日より
「いまからまめさら2016」が始まります。
京都清課堂主催による金属工芸の公募展が開催されます。
本田ゆうすけ・すずきひろみ 二人で参加しています。
明日は、レセプションパーティをありますよ。
今年も出品作家もたくさん、色々な作風が集まります。
近ければ本当に伺いたい。。。
ぜひともご覧ください〜。
今日の事。
朝から藍學舎さんに搬出へ。
帰ってきて、観慶丸さんへ展示の打ち合わせに。
うちの子は、なかなか寝なくて、ちょうど出かける頃に寝てしまったので。
預けて久々に二人で打ち合わせに行きました。
打ち合わせ、観慶丸の須田さんとお話ししてて改めて考えることが多くて。
思ったことを記しておこうと。
次の展示は二人でカトラリーを発表する予定なので
実験中の作品と展示の作り方などなどお話ししてきました。
作品が生まれる過程、できたもの、使う事などを改めて考えてみました。
話す中で気が付くことって本当に多くて、ふと留めておかないと
ついつい日々の忙しさで忘れてしまう。
作品が生まれる、出来上がるには、必然性がある。
いつも思う事なんだけど、必然性にもいろんなあり方があって。
なかなか言葉には表しにくい事なんだけど
誰かの為にあって、自分の目的の為にあって
その時、空間、空気、会場の為にあって
出会いがある。その相手、場所の為にあるもの
でも、その時の自分の想いと素材の想いというか
それが形になることが自分にとってのいい表現でもある。
制作者、表現者である以上、こっち側の気持ちが大事な時もあって。
生活の為に作っていることもあるからすべてではないんけど。
個展、二人展となると気持ちは重要なのです。
どうして今回の作品を今作るのかということ。
展示会の作り方、今回の作品の作り方を考えながら、自身の作り方を考えていました。
物が生まれる必然性、制作工程、形、デザインの必然性ってある。
モビールに関しては、空間に合わせて作ることもあって
そこに必要なものとして提案しているけど。
器やカトラリーとなると話が違う。
いろんなものと食卓に並ぶしね。
他の素材と比較して。
そこに存在する必然性、そして、普通に合う、馴染むこと。
つまり纏う空気感の問題。
形、制作工程が物語る空気がないとね。
これは、大変なこと。
金属って仕事がきれいすぎても浮く。硬い。
性格が違う人。
いや、
服装、印象が違う人みたいな感じ。
休みの日に友達と食事するときに、スーツできちゃうような硬さ。
ゆるーく日々に入り込む形。
創造したいな。
その為には、もっと作って使うこと。勉強すること。
自然な形。
これって、モビールに通じる表現。
もっと自然に空気に馴染みたいなー。
何かの形を作るって、気持ちが悪い時があるもんね。
金属であって、金属でしか表現できなくて
制作工程、造形が美しい事。使われる場所、時間があること。
違和感なく日常に入り込む事。
そういうのがすっきりするーー。。。
でも、運命みたいなものだと思う。
自分が作って、そこにある事。必然。
考えすぎなこともあると思うけど
私は、こう考えて作家でいて、自分の作品を提案していきたいんだよねー。
いまからまめさらには、
金属の事考えて作っています。
その表現もまだまだ進化します。絶対に。
面白くて美しいもの作ってみせる。
研究しなくちゃ。
そして今は、
もう少しうちの子が昼寝を長くしてくれることを望みます。