観慶丸本店 三谷龍二個展のオープニングイベント参加してきました。
「すぐそばにある、大切な場所」三谷龍二×皆川明(ミナペルホネン)
生活と工芸の事を題材として
工芸作家として体にしみる言葉でした。
すずきがミナペルホネンが大好きなこともあって
皆川さんにサインも頂き、お話しもできて嬉しかった。
素敵なとり〜!!
観慶丸本店では
アトリエPOPPO本田、すずきのモビール、アクセサリー、
器にカトラリーなど常設展示販売中です!
残り少なくなってきてますが掛時計にアクセサリもまだあります。
7月初めまで、どうぞご覧ください。
オブジェのsing a momentもウィンドウに飾ってあります。
ふわふわな影が素敵。
次はオープニングパーティーの記事。
アトリエPOPPOの次の展示会は
アトリエPOPPOworks
本田ゆうすけ すずきひろみ
「静かな時間 穏やかな暮らし」展
2018年7月13日(金)〜22日(日)
会期中無休 10:00〜20:00
本田在廊日 14(土),15(日),22(日)
10:00〜16:00
すずき在廊日 15(日)10:00〜16:00
教文館4Fエインカレム
〒104-0061 東京都 中央区中央区銀座4-5-1
トークイベントの事、私の感想メモ
物をつくり始めると楽しくなって形を変えたくなったり
私はその偶然性も好きだけど
それは思いつきのところもあってとても不安定なもの
決めた物を作るというのは少しつまらないかななんて
前は思ってた
作れば作るほど
デザインを決めることも時間がかかる
構想して試作して
考えた通りのものはやっぱりいいもの
時には遊び心がいいときもあるから難しい
最近は
ひとつひとつのものを考え抜くことを大切にしている
考えて試作して見て考えてを繰り返してものを作る
時間かけ過ぎって思うことみあるんだけど
作って作って考えて決めるしかできない
お話の中にどこで表現をとめるかって話もあったけど
そこらへんは本当に難しい
自然にゆるーく空中に飾るには
結構意識していること
やりすぎたら重いし、目立ちすぎる
心地よい空間にするために
軽く、優しく、やわらかく
空に溶け込むようなもの
再認識。
観慶丸の須田さんとも話してて
本田さんは三谷さんの考え方と近いと
表現をとめる
省くって勇気がいる
工芸は技で見せるのに
技で見せずに空気でみせるようなこと
こんな工芸でいいのかなと
常に迷いながらも模索している
でもいいんだね
空気みたいな作品を作り続ける
話がかわって
私の好きなアーティストの言葉に
「最小の努力で
最大限の効果を上げることが
私のやり方だ。」
努力が最小ってのはまずいようにみえる
手を動かさないわけじゃなくて
頭と手でしっかりと考えて
少ない表情の中に様々な想像をさせることができたらって思う
言葉として意味合いが違うように思えるけど
でもなんか好きなんだこの言葉。
努力の限度、時間なんてよくわからないものだし
それだけの時間をかければいいものはできる
でも、考えて洗練させた形は美しいじゃない
考えた時間は目にはみえないけれど
どこかに残るものだと思う
考えすぎて想いを込めて
作品が重くなりすぎてもだめだから
作家の仕事、労力とか
見えるものはちょっとでいい
仕事で説明しちゃいけない
想いは空気に溶けて
薄くて軽くあっさりしたもの
自分の想いも大切だけど
見る人、日々使っていく人の事を考えると
また別のはなし。
軽ければ、想いも時間も積み重ねていけるし
さらっとして
見た一瞬だけ時の流れをかえて
すぎさっていくヒーローのようで
かっこいいと思うんだ
その一瞬に惹きこまれて
楽しい、懐かしい
ぼーっと時間に浸って。
すぐに忘れてしまうような
穏やかな今がある
ひとつの幸せのかたち。
改めて
自分のスタンスを見つめ直すような機会になりました
自分の表現を大切に
これからも続けていこう
頑張れる